bet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户では3月1日に湘南キャンパスで、「bet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户-日立ハイテクグループ共同事業~クラウド活用型リモートオペレーションプロジェクト年度末報告会~」を実施しました。本学では、遠隔保守とクラウドの活用によって全国5キャンパスに分散する研究装置の有効利用の促進に向けて、株式会社日立ハイテクフィールディングをはじめとする日立ハイテクグループ3社と共同実証事業に関する連携協定を昨年2月に締結。各種ITツールおよびアプリケーションに関する共同事業をともに進め、異分野が融合したQOL(Quality of Life=“人生”の質)向上に資する先端研究の創出を目指しています。今回は、湘南キャンパスをメイン会場にオンラインを併用し、会場には約50名が参加しました。
初めに、梶井龍太郎学長代理が「この共同事業は、本学にとっては札幌から熊本まで全国に広がるキャンパスを結ぶ画期的なシステムだと考えています。ぜひ、一年間の成果をご覧いただければ」とあいさつ。株式会社日立ハイテクフィールディング代表取締役取締役社長の中野節雄氏は、「近年、このような取り組み事例は増加していますが、スタンダードなシステムはまだ世間で確立されていないと思います。装置メーカーとして挑戦する意義を非常に大きいものと感じ、グループにとっても貴重な経験となっています」と語りました。続いて、学長室研究推進担当の岩森暁部長(総合科学技術研究所教授)が実施概要を説明した後、共同利用検証チーム、データマネジメント検討チーム、保守課題解決チームの代表者3名が登壇し、一年間の研究成果を報告。本学からは、マイクロ?ナノ研究開発センターのURA?荒砂茜講師が、設備利用予約をはじめとした各キャンパスの装置管理状況と課題を報告しました。
さらに、遠隔操作ソフトによる研究機器の操作実演も行い、会場から伊勢原キャンパスと札幌キャンパスの走査型電子顕微鏡を操作してサンプルを測定。取得したデータをクラウド上で管理する「ExTOPE」※に保存し、湘南側のスタッフが札幌キャンパスにいる野坂裕一講師(生物学部)と共にデータを分析しました。最後に稲津敏行副学長(理系担当)が講評に立ち、「各チームの報告を聞き、次年度以降さらに素晴らしい成果が現れるものと実感しました。当初からの課題であるサンプルの輸送システム確立が解決できれば、より現実的な取り組みになっていくと期待しています」と語りました。また終了後には、約10名が湘南キャンパスのイメージング研究センターと技術共同管理室、伊勢原キャンパスの生命科学統合支援センターを訪問し、各施設の設備を見学しました。
※「ExTOPE」は㈱日立ハイテクの登録商標です。
なお、当日の報告テーマと発表者は以下のとおりです。
◇報告1「遠隔操作?情報共有の施行を通じた研究プロセスのTo-Be像の検討」
?発表者:株式会社日立ハイテク 松井禎久氏(共同利用検証チーム サブリーダー)
◇報告2「ネットワークを活用した情報共有?DB連携による研究活動の先進化?高効率化」
?発表者:bet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户マイクロ?ナノ研究開発センター 荒砂茜講師(データマネジメント検討チーム リーダー)
◇報告3「メーカーを横断する保守メンテナンスのプラットフォームの検討」
?発表者:株式会社日立ハイテクフィールディング 加藤一幸氏(保守課題解決チーム サブリーダー)