ユニークプロジェクト「meet again osec53」が9月11日に、ミクロネシア連邦大使館を訪問しました。2023年度の第53回海外研修航海に参加した学生有志で結成した本プロジェクトは、「集えosec53 あの日を繋げ」をスローガンに掲げ、航海中に結ばれた人との縁を次の世代へとつなぎ、学びや感動を外部へ発信することを目的に活動を展開しています。今回は、現代文明論センターの池谷美衣子准教授による指導の下、研修で訪れた寄港地での活動について井野日和さん(大学院工学研究科1年次生)らが報告書にまとめ、在京大使館に報告しました。
当日は、佐藤寛之さん(海洋学部2年次生)と澤田衆樹さん(大学院工学研究科2年次生)が特命全権大使ジョン?フリッツ閣下(本学客員教授)に、報告書を手渡すとともに、現地でのさまざまな体験談を披露しました。フリッツ閣下は、体験を通して得た学びを熱く語る学生たちの説明に笑顔で耳を傾け、世界の中でミクロネシア連邦が置かれている立場や歴史、そして古くから伝わる文化や伝統を語り、学生と意見交換しました。
理系教育センターの千葉雅史教授(海外研修航海スーパーバイザー)は、「船を下りてはや半年。学生たちの気持ちは今なお熱く、太平洋のように澄んだ瞳の輝きでした」と語りました。
なお、17日にはマーシャル諸島共和国大使館も訪問しました。
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