ユニークプロジェクト「meet again osec53」がマーシャル諸島共和国大使館を訪問しました

ユニークプロジェクト「meet again osec53」が9月17日に、マーシャル諸島共和国大使館を訪問しました。2023年度の第53回海外研修航海に参加した学生有志で結成した本プロジェクトは、「集えosec53 あの日を繋げ」をスローガンに掲げ、航海中に結ばれた人との縁を次の世代へとつなぎ、学びや感動を外部へ発信することを目的に活動を展開しています。今回は、現代文明論センターの池谷美衣子准教授による指導の下、研修で訪れた寄港地での活動について学生たちが報告書にまとめ、在京大使館に活動を報告しました。

当日は、報告書作成に携わった澤田衆樹さん(大学院工学研究科2年次生)と井野日和さん(大学院工学研究科1年次生)、大庭由依菜さん(情報理工学部3年次生)、佐藤寛之さん(海洋学部2年次生)の4名と、工学部の笹川昇教授(第53回海外研修航海副団長)と体育学部?総合教育センターのデビット ウェイン デビッド講師(同研修航海団役員)が大使館を訪問。井野さんがリサ ラジカム ケース首席公使らに報告書を手渡しした後、プロジェクトメンバーそれぞれが、現地で学んだ文化や印象に残っている体験、現地学生との学術シンポジウムの様子を英語で報告しました。

プロジェクトメンバーの中心となって報告書を作成した井野さんは、「報告書はレイアウトや原稿などを学生で手掛け、内容を先生方に確認してもらいながら約3カ月かけて完成させました。今回、大使館の方に手渡すことができ非常にうれしく、達成感がわきました」とコメント。佐藤寛之さん(海洋学部2年次生)は、「日ごろ大使館で外交に関わっている方たちに、自分たちが経験してきたことを直接報告できる貴重な機会になりました。これからも研修航海の魅力を多くの人に発信していきたい」と話していました。

なお、11日にはミクロネシア連邦大使館も訪問しました。
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