ユネスコユース2024が「第9回UNESCOユースセミナー」を開催しました

ユニークプロジェクト「ユネスコユース2024」が10月19、20日に、国立オリンピック記念青少年総合センターで、「第9回UNESCOユースセミナー」を開催しました。多文化共生の意識向上を目的に活動する同プロジェクトが、ジェンダーの多様性について多くの人に学んでもらおうと開催したもの。神奈川県内の私立?公立の学校やインターナショナルスクール、シュタイナー学校などの生徒、学生、教職員ら約130名が参加し、約30名のプロジェクトメンバーが運営にあたりました。

1日目は、チャレンジプロジェクト「Beijo Me Liga」とインターナショナルスクール「Espasim」による「体で体験するブラジル」など、学生や団体による性教育に関する7つのワークショップを実施。2日目は、南米チリ発祥のダンス「ビオダンサ」や、「性の多様性に関するワークショップ」を行ったほか、参加者が期間中の学びを通して感じたことを全長15mの絵にまとめる「みんなで大きな絵を描こう」に取り組みました。また、18日には品川キャンパスで、UNESCOユースセミナーのプレイベントとして、ユネスコバンコク事務所のジェネル?バブ氏を招いた講演やパネルトークも行いました。

プロジェクトメンバーは、「巨大絵を描くワークショップでは、初対面の人と交流しながら、自由な表現活動と多様な触れ合いができた」「メンバー?先生や他団体の方と協力してセミナーをつくり上げ、達成感がわきました」とコメント。プロジェクトリーダーを務める小林桃寧さん(児童教育学部3年次生)は、「ジェンダーをめぐる公平と平等を実現することの重要さと、そのために望まれる行動を考えてもらうことができました。また、学内外や年齢を問わず、さまざまな方が参加してくださり、みんなで作り上げたセミナーになりました。またイベントを企画したい」と話しています。