3.11生活復興支援プロジェクトが大門市で東北物産展を開催しました

3.11 生活復興支援プロジェクトが11月24日、平塚市八幡大門通りで行われた「第3回大門市」で東北物産展を開催しました。大門市は神奈川県内の朝市が集ま り、その魅力と各地の逸品や特産品を広くPRしようと毎年開かれているもの。本プロジェクトでは、東日本大震災で被災した地域に対する継続的な復興支援活 動の一環として、一昨年、昨年に続き、3度目の出展を行いました。

当日販売した商品は、岩手県大船渡市の方から仕入れた塩蔵わかめと、同 市にある三陸ふるさと振興株式会社「道の駅さんりく」から仕入れた刻み干しめかぶ、糸茎わかめ、カットわかめ、焼きまつも、柿ようかん、エイサク飴3種、 ふのりです。メンバーは商品を購入した33名の方と、食べ方や保存方法などについて話をしたほか、本プロジェクトが作成した大船渡市の魅力を伝えるフリー ペーパー”結心”を配布。手に取った方からは、「被災地の現状や良いところを知ることができました」といった感想が聞かれました。

物産展 では、東北の現状を知ってもらうことで震災の風化を防止しようと、活動紹介のパネルも展示。プロジェクトの取り組みを来場した多くの人々に伝えました。ま た会場では、メンバーが他店舗の出店者から「平塚で朝市をやっているので、一緒に何かできるといいですね」と声をかけてもらう姿も見られるなど、他団体と のつながりを深めていました。

メンバーの三浦茜さん(文学部英語文化コミュニケーション学科2年次生)は、「物産展では、東北の名産品や 自作のフリーペーパーを届けることで震災の風化を防ぐだけでなく、日ごろの活動を紹介できました。物品確認や商品の準備も、円滑に行うことができてよかっ たです。次回は、スケジュールをより早く立てることで事前準備や告知を充実させ、お客様の興味をさらに引ける企画にしたい」と語りました。なお今回の売り上げ17,170円は、商品を仕入れた三陸ふるさと振興株式会社道の駅さんりくと地域住民の方に送ります。