「海外危機管理セミナー」を開催しました

bet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户では7月12日にオンラインで、「海外危機管理セミナー」を開催しました。本学学生?教職員を対象に、海外での重大事件や凶悪犯罪に巻き込まれないための予防策や、万一巻き込まれた場合の対処策について理解してもらうことを目的に2018年度から実施しています。今回は、「海外における安全対策~留学中の安全のために~」と題して外務省領事局海外邦人安全課で課長補佐を務める中谷義則氏が、海外に渡航する際の基本的な心構えや海外での情報収集の方法について講演。学生や教職員ら約170名が聴講しました。

はじめに、学長室(国際担当)の中澤康治課長があいさつしました。続けて、中谷氏が外務省の組織や領事体制、海外での基本的な心構えを紹介。「海外では自分の身を自分で守るために、『目立たない』『行動を予知されない』『用心を怠らない』といった海外安全三原則を忘れず、安全対策のために自ら情報収集をしてください」と呼びかけ、外務省の海外安全ホームページや海外安全情報安心サービス『たびレジ』を紹介しました。また、留学中に事故や一般犯罪に巻き込まれた学生の声をもとに、日本人が遭遇しやすいトラブルについてさまざまなケースに分けて対策を解説したほか、テロのリスクが高まりやすい時期や自然災害時の行動にも触れ、「自分が危険だと思ったことは、友人や知人と情報交換して、互いに注意喚起することが重要です。現地のコミュニティと関係を密にして、最新の情報を集めてください。また、滞在国で自然災害が発生したときには、被災地が遠くの地域だったとしても、自身の安否情報を家族や友人、学校に連絡してください」と話しました。