デンマークバイレ市で「Matsumae Business 2025」が開催されました

ヨーロッパ学術センターでは2月18、19日に、デンマークのユラン半島にあるバイレ市で開催された「Matsumae Business 2025」に協力しました。15、16日に同市で開催され、本学体育学部武道学科の研修団も参加した柔道の国際親善試合「松前カップ」の関連ビジネスイベントとして日本大使館とバイレ市が主催したもので、「Danish Open Business」と隔年で開催されています。今年は「ウェルフェアテクノロジーと孤独/孤立問題」に焦点を当て、日本とデンマーク双方の専門家によるプレゼンテーションとディスカッションが行われたほか、テクノロジーを活用した医療福祉施設等の視察も実施。また、デンマークの高齢者担当大臣も参加しました。

昨年度に続いてイベントの開催に協力?参加したTUECの堀真奈美所長は、「松前カップとは完全に独立したイベントではありますが、日本大使館ならびにバイレ市において関連行事として紹介され、テクノロジーと哲学の融合の重要性、柔道などスポーツを通じた世界平和を唱えた学園の創立者?松前重義博士の思想が紹介されました。今回は、ALSなどの難病や重度の障害で外出困難な方への社会参画を可能とするオリィ研究所の分身ロボット『OriHime』を使ったロボットカフェがデンマークのオーフス市で開かれるといううれしいニュースも聞くことができました。日本発のイノベーションや研究開発成果が世界のQOL貢献に向けて、社会実装、浸透していくのが楽しみです」と述べました。

武道学科の学生が柔道の国際親善試合「2025Matsumae Cup&Camp」に出場しました