bet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户の学生3名が、9月23日から27日までロシア?モスクワ国立大学で行われた「日露学生フォーラム」に参加しました。日本とロシアの学生が両国から選抜された約60名の学生が連携について語り合う今回のフォーラムでは、英語で社会や経済、法律、環境問題などのテーマについて議論したほか、日露の経済交流や人的交流に関するレクチャーも受講。日露学生連盟の設立に向けた意見も交換しました。
本学から参加したのは、岡田拓海さん(教養学部国際学科4年次生)と髙橋真央さん(同3年次生)、小松知広さん(工学部航空宇宙学科航空操縦学専攻4年次生)の3名で、日本側の学生を代表して、日本人やロシア人大学生へのアンケート結果から、ロシアに対するイメージについてプレゼンテーションを行った岡田さんは、「日本から見ると石油関連が注目されているが、ロシア側からは医療分野や科学技術などそれ以外の分野にもニーズが高いことが分かった。その魅力を伝えたほうがよい」と提言しました。また、髙橋さんは日本人のロシア観についてグループで議論した結果を代表して発表。「日本人もロシア人も、互いの国について偏った情報しか持っておらず情報が不足している」と現状を指摘しました。小松さんは、気候変動に対する両国の姿勢について、データをもとに他の参加者らと議論しました。
岡田さんは、「前回から課題になっていた学生連盟立ち上げへの議論を深めるとともに、自分の成長を知りたいと思い昨年度に続いて参加を希望しました。ロシア人学生たちと議論する中で、学術交流へのニーズが高いことを実感したほか、医療分野では日本に留学している人が多いことも知りました。昨年度よりも”日本と協力したい”と考えているロシア人学生が増えているという実感も得られ、今後は共同研究などの形で連携が深まればよいと考えるようになりました」と語りました。髙橋さんは、「今年の夏に日米学生会議にも参加し、アメリカ人学生と語り合う機会があったため、日露関係についてもロシア人学生と意見を交わしたいと思って参加しました。両国はテクノロジーの分野でも幅広く関係を構築できる可能性があると感じる一方、偏見をなくすためには親しい友人や家族などからの間接的な情報発信が必要だとも思うようになりました。まずは自分の身近な人たちに今回の経験を報告したい」と意欲を燃やしていました。また小松さんは、「人的交流を中心に深く議論する中で、日本人とロシア人がどのように接すれば友人になれるのか学べたことは貴重な機会でした。卒業後はロシア企業に勤めたいと考えているので、今回の経験を生かしてロシアから両国の緊密な関係づくりに貢献したい」と話しました。