第7回bet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户テニュアトラック制度シンポジウムを開催しました

bet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户創造科学技術研究機構では、「第7回bet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户テニュアトラック制度シンポジウム Towards the Future of Optical Communications」を6月2日に湘南キャンパスで開催しました。2010年度にスタートした本学のテニュアトラック制度(※)の実施状況や成果を報告するとともに、今後のあり方を考える機会として毎年1回開いているものです。当日は、本制度により採用されている教員の研究紹介や招待講演を実施。本学の教職員や学生、大学院生をはじめ、国立研究開発法人科学技術振興機構の職員ら多数が参加しました。

はじめに創造科学技術研究機構の山口滋機構長(理学部教授)が、本学におけるテニュアトラック制度の歩みとこれまでの成果を紹介。「知的財産を世の中に役立て、人々のクオリティー?オブ?ライフの充実を図るため、学内の研究活動のリーダーとなる人材を育てたいと考えています。本日は、ぜひ活発な意見交換をしてください」とあいさつしました。

招待講演では、香港中文大学教授のリェン=クァン?チェン氏と早稲田大学教授の川西哲也氏が登壇。6名のテニュアトラック教員は、それぞれが取り組んでいる研究の目的や新規性、成果、今後の展望などを紹介し、各研究について活発な質疑応答や意見交換を行いました。

最後にあいさつに立った木村穣副機構長(医学部教授)は、「貴重な講演をしてくださったチェン先生と川西先生に感謝いたします。また、6名の先生の幅広い分野にわたる研究も、大変興味深い内容でした。今後も学内外の研究者や産官との連携を図りながら、真に社会に貢献するための研究を進めていきます」と語りました。終了後はログハウスに会場を移し、意見交換会を行いました。

なお、当日のプログラムは以下のとおりです。
【第7回bet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户テニュアトラック制度シンポジウム】
◇開会あいさつ 山口滋機構長(創造科学技術研究機構)
◇招待講演1
 Prof. Lian-Kuan Chen(The Chinese University of Hong Kong, China)
「Advanced Signal Processing for the Emerging High-speed Visible Light Communications」
◇テニュアトラック教員研究紹介
 1.セルゲイ?クリニッチ(特任准教授 ナノ構造材料創成分野)
 「Gas Sensor Based on Nanomaterials Prepared via Laser Ablation in Liquid」
 2.飯島崇利(特任准教授 分子神経生物学分野)
  「神経系におけるスプライス多様性の破綻と精神発達疾患」
 3.呂 國偉(特任准教授 光通信分野)
  「All-optical Signal Processing for Advanced Optical Multi-carrier Signals」
 4.浅川倫宏(特任講師 有機合成科学分野)
  「カイニン酸誘導体蛍光プローブの合成と利用」
 5.田口かおり(特任講師 美術?文化材修復学分野)
  「現代美術の『臭気』をめぐる保存修復の可能性」
 6.内田 剛(特任助教 知的財産法分野)
  「知的財産の適切な保護のための方策」
◇招待講演2
 川西哲也教授(早稲田大学理工学術院 基幹理工学部 電子物理システム学科)
 「Concept of Sensor over Fibres and its Application to High Resolution Millimeter-wave Radar」
◇閉会あいさつ 木村穣副機構長(創造科学技術研究機構)

※テニュアトラック制度
「公正で透明性の高い選考により採択された若手研究者が、審査を経てより安定的な職を得る前に、任期付きの雇用形態で自立した研究者としての経験を積むことができる仕組み(文部科学省資料より抜粋)」を指します。本学では、文部科学省が公募した平成22年度科学技術振興調整費(現?科学技術人材育成費補助金)「若手研究者の自立的研究環境整備促進」プログラムの採択(5年間)を受けた本学の提案「国際的研究者を育て得るメンター研究者育成」にもとづいて、本制度を導入。実施組織として創造科学技術研究機構を立ち上げて国際的若手人材の育成を推進しています。平成24年度より文部科学省のテニュアトラック普及?定着事業の採択を受け、27年度までに12名のテニュアトラック教員を採用。また、28年度には同省の卓越研究員事業により、卓越研究員として1名のテニュアトラック教員を採用しました。28年度までに、6名が本学の専任教員となっています。

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