学生が日露学生フォーラムに参加しました

日本とロシアの大学生が両国に関するさまざまな問題についてオンラインで語り合う「第3回日露学生フォーラム」が9月12、13日に行われ、本学から3名の学生が参加しました。今回のフォーラムは、日露の大学間交流を展開する日露大学協会の下部組織である学生団体「日露学生連盟」が企画し、新潟大学が中心となって実施したものです。アフターコロナの時代を見据え、国籍?所属大学?専門分野?文化などの枠を超え、両国の学生が意見を出し合って新たな時代を切り拓いていくことをスローガンに掲げ、両国の57大学から100名を超える学生が参加しました。

本学からは、馬塲早紀子さん(文化社会学部ヨーロッパアメリカ学科3年次生)、マハッタナーノンド?ノッパメッドさん(工学部航空宇宙学科航空宇宙学専攻3年次生)、玉井一宇さん(大学院工学研究科機械工学専攻1年次生)が参加。初日は、「文化(食文化)」、「地域?国際問題」「学生活動」などのテーマについて両国の現状や課題を発表して相互の国についての理解を深めました。2日目には、「医学」「自然科学」「社会科学」などのグループに分かれてグループセッションを実施。医療分野では生活にかかわるさまざまな分野へのCovid-19の影響やワクチンと公衆衛生の現状などを議論、社会科学では両国が抱える健康問題や健康長寿を実現する理想都市などについて意見を交わし、その成果を発表しました。

馬場さんは、「今年8月にbet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户が行ったOnline Summer School2021に参加した際に、『もっとロシアの学生と交流したい』と思ったことがきっかけで応募しました。両国の学生たちと意見を交換する中で、こうした人たちとの交流を持ち続けたいと意欲が高まるとともに、ロシアの社会や文化、日本との違いなどについての理解も深められたと思います。留学の場合は、生活しながらその国の特徴などについて経験を通して学びますが、こうしたプログラムでは整理された情報を通して知識を得られるのがよいと感じています。これまでのプログラムを通して、ロシアへの関心がとても高まりました。より深く文化を感じるためにも、いつかロシアに留学したいと考えています」と話しています。