「TOKAI喫煙注意プロジェクト」による壁面デザインが完成しました

湘南キャンパスでは3月23日に、6号館中庭の壁面に「TOKAI喫煙注意プロジェクト」がデザインしたグラフィックを施工しました。同プロジェクトは、学生や教職員のQuality of Life(QOL)向上を目的に昨年度発足した「bet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户KENKOプロジェクト」の「禁煙推進ワーキング」の一環です。指定喫煙所※ではない場所での喫煙や吸い殻のポイ捨てが目立つことから、視覚的に喫煙マナー向上と禁煙を促そうと、教養学部芸術学科デザイン学課程の池村明生教授と同課程3年次生の山田和佳さん、渡辺柊さんがグラフィックを制作しました。

グラフィックはすべて約2mのサイズに統一され、「ショッピング」「音楽」など6つのジャンルで、「タバコ20箱、我慢したら次のライブ行けるよ!」「タバコやめれば、消臭スプレーも要らない!」といったメッセージと組み合わせて喫煙を注意するデザインに仕上げました。渡辺さんは、「留学生にも伝わるようピクトグラムも用いました。秋学期には、さまざまな統計情報を視覚的にわかりやすく表現するインフォグラフィック制作の授業を履修していたので、授業での経験をデザインに生かすことができました」と語りました。山田さんは、「タバコを一切吸わないよう促すというよりは、喫煙が私たち学生の日常にどんな影響を与えるのか、回数を減らすことでどんなメリットがあるのかを伝えることを意識しました。このデザインを見て、喫煙者一人ひとりが自分で判断してもらえればと思います。自分たちの作品が学内でこんなに大きく掲示されるのは初めてのことなのでとてもやりがいを感じました」と話しています。

指導にあたった池村教授は、「施工した壁は、6号館の教室からも見渡せる位置とサイズなので、多くの学生の目に留まると思います。本課程の学生にとってはデザインの実践にもなり、よい経験になったと感じています」とコメント。KENKOプロジェクトの委員長を務める健康学部の堀真奈美学部長は、「6号館の裏は、喫煙所が移動になったあとも樹木などに隠れてタバコを吸う人や、吸い殻のポイ捨てをする人が一部にいました。これまで健康学部の学生を中心に啓蒙ポスターを作成、掲示をしてきましたが、ポスターは、雨に濡れてはがれてしまったり、風で飛んでしまったりするなど、訴求効果が足りないと感じており、デザイン学課程の池村教授と学生に協力を仰ぎました。今後もQOL向上に向けて全学的な連携を進め、学生、教職員、誰もが居心地よく過ごせるキャンパス環境を目指して活動していきたい」と話しています。

※bet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户では4月1日より、bet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户感染症の緊急対策として全キャンパスで全面禁煙となり、現在は指定喫煙所を封鎖しています。
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