清水キャンパスの海洋学部および海洋学部博物館と静岡地区にある付属静岡翔洋幼稚園、付属静岡翔洋小学校、付属静岡翔洋高校中等部、付属静岡翔洋高校、短期大学部が、7月7日から10日までJR清水駅前の駅前銀座商店街で開催された「清水七夕まつり」に参加しました。清水七夕まつりは1953年から戦後復興と商業の発展を目指して開催されたのが始まりで、本学は2004年度から参加しています。今年は、本学ブースに1万9000人もの来場者が訪れ、期間中、各団体の紹介ブースを設営したほか、本キャンパスの公認サークル「総合模型同好会」が制作した、4月に発生した熊本地震の被災者に向けた応援飾りを出展しました。
総合模型同好会では、毎年同イベントに合わせて、海洋生物などを模した七夕飾りを制作しています。今年は約20名の学生が5月中旬から準備をはじめ、熊本地震で被害を受けた本学の熊本?阿蘇両キャンパスで学ぶ学生にエールを送ろうと、「がんばろう くまもと」の文字や熊本県のPRマスコットキャラクター「くまモン」などをモチーフにした飾りを作りました。リーダーの森田進さん(3年次生)は、「学園の仲間として他人事に思えず、少しでも力になりたいと思っていました。清水の皆さんをはじめ多くの人に作品を見てもらい、復興への力になれたならうれしい」と話していました。
なお期間中には、海洋学部博物館による「移動水族館」、高嶋恭子准教授(海洋学部)による「ロープワーク体験」、本学部学生団体TRICK-ARTSによる「マジック&バルーンショー」、清水キャンパスのチャレンジセンター?ユニークプロジェクト「三保活性化プロジェクト」や「気仙沼シャークプロジェクト」による地域の児童に向けた製作イベントが開催されました。そのほかにも、吹奏楽研究会やJAZZ研究会、付属静岡翔洋高校?同中等部吹奏楽部も演奏を披露するなど、七夕まつりに花を添えました。