静岡キャンパスで薬物乱用防止を啓発する講演会を開催しました

静岡キャンパスでは7月11日に静岡キャンパスに在籍する学生を対象に薬物乱用防止を啓発する講演会を開催しました。静岡県が今年5月に策定した「bet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户6年度静岡県薬物乱用対策推進方針」によると、県内で2023年に大麻の所持などで検挙された197人のうち、10代?20代の割合が71.6%と高く、若い世代への大麻の蔓延が深刻な社会問題となっています。本講演会はそのような状況を受け、夏休み前に薬物の恐ろしさを周知し、薬物乱用防止を啓発するために開催されたものです。

静岡県警察清水警察署刑事第二課長の松村元気氏が「静岡県内の大麻検挙者数、増加傾向 若者世代への大麻蔓延の実態と危険性を訴える」と題して講演し、静岡キャンパスの学生や教職員約50名が受講しました。

松村氏は、2023年度の薬物事犯の年代別検挙者数では、若者世代が多くの割合を占めていることを紹介。20代の大麻乱用者が初めて使用したきっかけについて、多くが「誘われて」使用したことを話し、好奇心や興味本位、その場の雰囲気で大麻を使用してしまっている状況を説明しました。続いて、薬物依存による悪循環や薬物が脳に及ぼす影響などから薬物の危険性を説明。「犯罪であるという強い認識を持つこと」、「きっぱりと拒否できる強い意志を持つこと」、「氾濫する誤った情報に惑わされないこと」の3点を強調して語りかけました。 参加した学生は、「薬物の危険性を再確認することができました。今後も危機感を持って生活していきたいと思います」、「知らないことが多くとても有意義な時間を過ごせてよかったと思った」と語りました。