海洋学部の平野選手がインラインスケート?ローラーフリースタイルの国内外の大会で好成績を残しました

海洋学部の平野歩夢さん(1年次生)が、10月14日に東京都?有明アーバンスポーツパークで開催されたローラーフリースタイルの日本最高峰の大会「全日本選手権 JASPA 2024 PARK」プロクラスで準優勝。16日から20日に中国で行われた「FISE ワールドシリーズ上海」でも9位に入りました。インラインスケートは、縦一列に並んだウィール (タイヤ)を備えたブーツを履き、制限時間内にエアーやグラインドなどの技を行い、その難易度や完成度を競う競技。バート(ハーフパイプ)やレール、カーブボックス、クウォーターといったさまざまなセクションで滑走するほか、街中を滑るストリートという競技では、手すりやベンチを滑る選手もいます。

幼いころからスキーが好きだった平野さんは、小学5年生のときに「夏場にも疾走感を味わいながらバランス感覚を養いたい」とインラインスケートを始めました。静岡市東静岡にある練習場を拠点に競技に打ち込み、「学校が終わったらすぐに練習に向かう毎日」を過ごすと、翌年には全国大会のジュニアクラスで3位に入るまでに競技力を伸ばしました。付属静岡翔洋高校に進学してからも、東静岡や藤枝市を拠点に技術を磨き、フロントフリップ(前宙)などを武器に国内外の大会で好成績を残し続け、海洋学部に進学した今年度も学業と両立して競技に取り組んでいます。

現在は自身のトレーニングと並行して、さまざまな世代にインラインスケートの魅力を伝えるコーチとしても活動しており、「将来は世界のトップに立てるようなスケーターになりたい。同世代にも力のある選手が多いので、切磋琢磨しながら競技全体を盛り上げていきたい」と目標を語っています。