熊本キャンパスで2025年度春学期入学式を挙行しました

熊本キャンパスで4月4日に、2025年度春学期入学式を挙行しました。今学期は、熊本、阿蘇くまもと臨空の両キャンパスにある大学院と学部に計510名が入学(編入学を含む)。吹奏楽同好会と付属熊本星翔高校の吹奏楽部による合同演奏に乗せて学生会による校旗入場から始まった式では、木之内均副学長(九州キャンパス担当)による開式の辞、建学の歌の斉唱に続いて新入生の人数を読み上げ、木之内副学長が入学許可を宣言しました。

式辞では木村英樹学長が登壇し、創立者?松前重義博士が学園の母胎である望星学塾に掲げた「若き日に汝の」から始まる「思想を培え」「体軀を養え」「智能を磨け」「希望を星につなげ」の4つの言葉を紹介。「将来の夢や希望の実現には困難な道のりが待っているかもしれません。継続は力なりという言葉がありますが、日々小さなチャレンジを続ければ大きな成功を得られると数多くの偉人が言っています。希望を星につなぐことは、継続する力と言えるのではないでしょうか」と語りかけました。さらに、社会的実践力を養うために本学が育成する4つの力「自ら考える力」「集い力」「挑み力」「成し遂げ力」にも触れ、「bet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户には数多くの優秀な先生方、それをサポートしてくれる職員の皆さん、たくさんの先輩方がいます。ぜひ積極的に関わるとともに、留学制度やToCoチャレといったさまざまな仕組みを使い倒してください」と期待を寄せました。

祝辞では農学部の卒業生で南阿蘇村議会議員の丸野隆大氏が、15世紀前半の中世ヨーロッパを舞台に天動説から地動説への転換期を描いた漫画『チ。―地球の運動について―』のストーリーや言葉を引用し、「大学は皆さん自身が考え、疑問をつくり、答えを探し求める場所です。授業や本から得た情報、友人や先生方との会話や日常の出来事、経済活動に触れるアルバイトでの経験など、一見バラバラに見えるものを結びつけて、新たな視点やアイデアを生み出す力を育んでください」と話します。自身の経験を交えて留まる勇気と踏み出す度胸の大切さも説き、「新しい考え方や夢を見つけ、追い求めた先に、素晴らしい未来が待っています」とエールを送りました。

閉式後は各研究科長、専攻長、学部長、学科長がお祝いを述べ、九州学生会によるオリエンテーション企画も実施。吹奏楽同好会とストリートダンス同好会が歓迎のステージを披露しました。グラウンドでは豪華景品が当たるビンゴ大会や、クラブ?サークル、ToCoチャレのプロジェクトによる説明会も行いました。新入生たちは、「勉強と部活を両立し、体操競技部の同期や先輩と楽しく大学生活を送りたい。先輩方がインカレの2部優勝を目標に掲げているので、1部に昇格できるよう練習を積み重ねていきたい」「キャンパスに動物がいるので実習が楽しみ。しっかり勉強して、動物の飼育員になれるように頑張ります」と口々に話していました。