文理融合学部と農学部の新入生を対象に、「闇バイト被害を防ぐために」と題した講話を実施しました。
本講演会は、熊本東警察署と肥後銀行の協力によって実施し、入学したばかりの1年次生(約420名)が参加しました。

熊本東警察署生活安全課の方より、「闇バイト」の事例をもとに募集から犯行までの手口や危険性などについて説明しました。
犯罪者らはSNSなどの交流サイトで高額報酬をうたい、匿名性の高いメッセージアプリで個人情報を提供させて逃げられなくしていることを指摘し、「不審な求人に興味本位で応募しない。犯罪への加担を強要されたら警察などに相談してほしい」と呼びかけました。
また、肥後銀行の担当の方は、特殊詐欺に関わると一定期間銀行口座を作れなくなるおそれがあり、「闇バイト」への関与は社会生活に支障をきたすことが説明されました。
講話を聞いた学生は「SNSで闇バイトのような求人情報を見たことがありました。説明を聞いて闇バイトの怖さを実感したので、アルバイトを探すときはきちんとしたサイトで見つけたい」と話していました。