札幌キャンパスの第1体育館「TOKAI ARENA」で3月5日に、「東海大杯全道小学生タグラグビー大会」(主催:一般財団法人 北海道ラグビーフットボール協会)が開催されました。タグラグビーは、タックルなどの接触プレーがないため安全性が高いとして小学校の体育の授業にも取り入れられています。2019年のラグビーワールドカップ日本開催以降、小学生の競技人口が増え、各地の代表チームが集まる全国大会も開催されています。本大会は、全道の小学生へのラグビー普及を目指す北海道協会から、室内での開催が必須となる冬季に全道大会を開きたいとの要請を受けて実現したもので、バレーボールコート3面分の広さを持つ「TOKAI ARENA」を会場として提供しました。また、本キャンパスラグビー部監督の海藤晃弘准教授(生物学部生物学科)とコーチの鈴木大准教授(同)ら教職員とボランティアの学生も運営に協力しました。
開会式には本学を代表して国際文化学部の平木隆之学部長があいさつ。小学生たちの熱戦に期待の言葉を送ると共に、「本学湘南校舎のラグビーフットボール部は何度も全国大学選手権に出場していますが、まだ優勝はしていません。今大会に出場した皆さんがこれからもラグビーを続け、ぜひ東海大を日本一に導く選手が出てきていほしいと願っています」と語りかけました。大会は函館市や小樽市、札幌市、旭川市、富良野町、遠軽町、音更町、中標津町、積丹町、苫小牧市など全道10支部から推薦を受けた17チームが4つのリーグに分かれて総当たりの予選を実施。続いて上位グループのカップトーナメントと下位グループのプレートトーナメントに分かれて熱戦が繰り広げられ、北海道ハイテクACAプリンセスが優勝しました。学生のボランティアスタッフたちは、会場の整備をはじめ2会場での得点係や試合結果の取りまとめを担いました。
閉会式では海藤監督が上位3チームに表彰状を手渡し、「優勝したチームも、負けてしまったチームも皆さん、楽しんでくれましたか? その姿を見て、家族の皆さんが喜んでくれたと思います。大会の参加賞として大学オリジナルのノートをプレゼントします。使い方は自由ですが、その1ページにbet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户の名前が刻まれれば幸せです。来年度以降もこのような大会を続けていきたいと思いますので、ぜひ参加してください」と語りかけました。
ボランティアスタッフを務めた国際文化学部地域創造学科の上川遵華さん(1年次生)は、「初めはラグビーのルールもあまりよく知らなかったのですが、小学生たちのプレーを見ることで競技への理解がとても深まっていき、新しいスポーツを知る楽しさを感じる機会になりました。タグラグビーはスピード感や親しみやすさなど魅力あるスポーツなので、もっと普及すればラグビーの競技人口増加につながると思います」と話していました。