海の技術を教えたいプロジェクトが沖縄海洋ロボットコンペティションに出場しました

静岡キャンパスで活動するユニークプロジェクト「海の技術を教えたいプロジェクト」が11月18、19日に、沖縄県?宜野湾マリン支援センターで開催された「沖縄海洋ロボットコンペティション」に出場しました。本プロジェクトは、国内の水中ロボット大会に出場するとともに、小中高生を対象にした船や水中ロボット関連イベントを開催して、海や機械工学の魅力を多くの人に伝える活動を展開しています。

本プロジェクトは今回、重量50kg以下のロボットで決められたコースを航行するAUV部門にエントリーしました。潜水区域や海上航行区域など事前に決められたレギュレーションに沿ってロボットをプログラミングしましたが、2度の予選競技では共にセンサーの不具合が発生したため機体が起動しませんでした。同部門に出場したほかの3チームも正常に動作せず、制限時間の5分以内にゴールできなかったため、航行距離による審査の結果で同率の3位となりました。

メンバーの天野倖希さん(大学院海洋学研究科1年次生)は、「1年以上かけて準備をしてきたので、とても悔しい結果になってしまいました。それでも初めてこの大会に出場し、よい経験が積めました。今大会で見つかった課題を解決し、来年度こそは最優秀賞を取れるように頑張ります」と話しています。