湘南キャンパスで6月5、6日に、学部3年次生と修士1年次生を対象にした「第2回就職ガイダンス」を開催しました。就職活動のスケジュールや筆記試験対策などを伝え、インターンシップ参加に向けた準備を進めてもらおうと開いたものです。2日間で約1200名が参加しました。
両日ともはじめに、キャンパスライフセンター(CLC)の成川忠之部長(キャリア担当)が登壇しました。「将来やりたいことが明確に決まっていない学生が多い」というこの時期こそインターンシップにエントリーするべきと語り、「インターンシップに挑戦することで、自分のやりたいことや希望する勤務環境がイメージしやすくなり、仕事選びで大切な『就職活動の軸』が明確になっていきます」とアドバイスしました。さらに、2024年3月に卒業した学生に聞いた「後輩へのアドバイス」のアンケート結果を解説。「就職活動の早期化が進んでいる分、期間も長くなっているため精神的に疲れてしまう場合があります。他の人に相談すると一人で悩む時間を減らせて、不安も緩和されると思うので、ぜひ周りの先輩や保護者、教職員を頼ってください」と呼びかけました。続いて、CLCキャリア担当の市川基課長が、Web学習教材『Smart SPI』から非言語能力に関する問題を説明し、筆記試験対策の必要性を解説。インターンシップ参加にあたっての心得も紹介し、「新卒採用で入社した若手社員の3割が3年以内に退職してしまう理由は、理想と現実のミスマッチです。インターンシップで経験を積み、仕事に対する理想と現実の差を埋めていってください」と語りかけました。
また、就職活動情報サイトのマイナビとリクナビの担当者が、インターンシップ先の企業を見つける方法や適性検査「SPI」について紹介したほか、市川課長が地方就職を希望する学生向けの就職支援サービスを案内しました。