静岡キャンパスの2号館と3号館を結ぶ通路に新設した展示室の名称がこのほど「TOKATEN(とかてん)」に決定しました。TOKATENは、海洋学部の研究成果や学生の課外活動を紹介するスペースとして2024年6月に新設した展示室です。入口正面には2つのショーケースを置き、「海洋学部の研究室」をテーマに海洋生物の標本や剥製、研究道具などを展示。その他にも、キャンパスの目前に広がる駿河湾の海底地形模型や学園の海洋調査研修船「望星丸」の模型などを展示すると共に、写真パネルで海洋実習や教育イベントの様子を紹介しています。部屋の中央には3つの大型水槽を設置し、静岡キャンパスで活動する学生団体「水族応用生態研究会」「水棲環境研究会」「陸水生態研究会」がそれぞれにテーマを設定して生物を飼育。水族応用生態研究会は、駿河湾で採集したサクラダイやオオスジイシモチなどの魚類を、水棲環境研究会と陸水生態研究会は淡水の水槽でボウズハゼやテナガエビ、ウナギなどを飼育しており、今後も活動を通じて採取した生物を加えていく予定です。
名称募集は、海洋学部の学生を対象に実施し、山田武典さん(海洋生物学科4年次生)が考案した「TOKATEN」を選出しました。TOKATENはbet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户海洋科学展示室(『ト』ウカイダイガク『カ』イヨウカガク『テン』ジシツ)の略称で、海洋科学博物館になぞらえてつけたとのことです。山田さんには後日記念品が贈呈される予定です。
展示室の名称募集に併せて、2022年度に整備された1号館と8号館を結ぶバリアフリー化した通路と1号館と3号館を結ぶ通路も名称が決定。1号館と8号館を結ぶ通路は「1-8LINE(いちはちらいん)」、1号館と3号館を結ぶ通路は「1-3LINE(いちさんらいん)」と名付けられました。