札幌キャンパスでは11月27日に、交流協定を結ぶ韓国?祥明大学校と交換留学附属書を締結しました。同大学校は、ソウル市に本部を置く私立大学で、ソウルと天安市にキャンパスがあり、人文社会科学や教育学、経営、文化芸術、デザインなど幅広い学部を擁しています。本キャンパスの国際文化学部国際コミュニケーション学科の学生が天安キャンパスを訪問し、本キャンパスにも天安キャンパスから学生を迎えるなど相互に交流を深めてきたことから、2017年に国際交流協定を締結。両キャンパスにおける教育および研究の向上につなげるため、教育?研究交流を通じてそれぞれの学生や教職員間における相互理解の深化を目指してきました。
今回の交換留学附属書は、これまでの協定をさらに発展させ双方からの中長期留学に関するもので、締結によって双方3名ずつの交換留学を予定しています。札幌キャンパスで行った調印式には、祥明大学校からホン?ヨンジュン対外協力所長ら関係者、本キャンパスから網野真一札幌キャンパス長と国際文化学部の平木隆之学部長ら教職員が出席。附属書を取り交わすとともに、双方が今後のさらなる連携に向けた期待を述べました。ホン所長は、「本学では日本の他大学とも協定を結び留学生を派遣していますが、その中でも札幌キャンパスのプログラムは学生の満足度が高かったことから、今回の附属書締結につながりました。まずは学生間の交流が最優先ですが、今後は教員の交換や共同研究にも発展していければと期待しています」と語り、網野札幌キャンパス長は、「本キャンパスには、韓国やその観光、文化に関心のある学生が非常に多いこともあり、これまでの交流を発展させた中長期の交換留学は双方の学生にとって貴重な学びと成長の機会を提供できることになると考えています」話しました。
調印式の終了後には、教職員の案内でホン所長らがキャンパス内を見学。韓国語や文化に関する書籍もそろう図書館や日本語の授業を受ける教室、本キャンパスへの留学生が滞在する国際交流会館の居室やリビング、茶道部の活動拠点でもある和室、総合体育館といった施設をめぐり、各所での説明に熱心に耳を傾けていました。