熊本キャンパスで活動するゴルフ部の内藤舞美選手(文理融合学部2年次生)が、11月26日から29日まで宮崎レイクサイドゴルフ俱楽部で開催された文部科学大臣杯争奪第7回日本女子学生ゴルフ王座決定戦で4位に入りました。
初日の予選ラウンドは雨天中止となり、18ホールのストロークプレーで行われた2日目はトータルスコア77で16位タイとなりました。「OUTコースはティーショットが曲がってしまい、このままではダメかもしれないと思いましたが、“悪いイメージのまま今季最後の試合を終えたくない”と気持ちを切り替えました。後半は強風の中でのラウンドとなりましたが、自分の飛距離と風の影響を計算しながら、ボギーを打たないようにセーフティープレーを意識しました」と語ります。INコースは36をマークし、16位タイで並んだ選手を上回り決勝に駒を進めました。
シングルスマッチプレーで行われた3日目の決勝ラウンドでは、初戦で予選ラウンドトップの蟹江美羽選手(福井工業大学2年)と対戦。「相手を意識すると崩れてしまうので、自分のプレーに集中しました。17番で5~6mのパーパットを気持ちでねじ込めたのが大きかった」と振り返ります。1ホールを残して勝利を収め、来年度の同大会のシード権を獲得しました。続く松岡采加選手(関西学院大学2年)とのラウンドは19ホールを終えても決着がつかず、日没のためくじ引きで勝利。4日目の準決勝は優勝した茶木詩央選手(明治大学1年)に、3位決定戦では高田菜桜選手(東京国際大学3年)に僅差で敗れ、4位となりました。
内藤選手は、「昨年の冬にスイングを改造し、クラブも変えて飛距離アップを目指しましたが、飛ばしたいという気持ちが強すぎてドライバーイップスに陥りました。苦しいシーズンでしたが、最後の最後にいい感覚がつかめました。堀田廣樹監督の“右手の親指と人差し指を使わない”というアドバイスを思い出し、ラウンド中に修正できる力がついたのは収穫。4年次生でプロテストを受けたいという目標があるので、来夏の日本女子学生ゴルフ選手権で優勝して最終テストから挑戦できるシードを獲得することが目標です」と今後に向けた意気込みを語っています。