農学部食生命科学科の1年次生が1月16日に、グループごとに考案した商品のプレゼン発表を行いました。この発表は、オリジナルの食品開発プロセスにおける企画力やプレゼンテーション能力を養うことを目的に、「入門ゼミナールB」の授業で実施しました。
発表は、5分間のプレゼンテーションと2分間の質疑応答で進められ、計10グループから、熊本の特産品を活かしたユニークな商品案が提案されました。
提案された商品またはコンセプトの主な例:
●伝統菓子をアレンジしたスイーツ
●地元産食材を活かした加工食品
●ヘルシー志向の新感覚食品
●特産品を使ったユニークな調理法
学生たちは、商品のコンセプトをはじめターゲット層や販売戦略について発表。その後の、質疑応答では他のグループや教員からフィードバックを受け、違った視点の意見を聞くことで商品開発のプロセスを実践的に学びました。
講評では、山下秀次学科長が「各班ユニークな内容で素晴らしい発表でした」とコメント。最後に優秀な発表を行ったグループに記念品を手渡しました。全体を通して、商品の試作や改良に取り組むことに意欲的なプレゼンが多く見られました。
▼優秀賞
商品名:あか牛トマトまろやか麻辣湯
コンセプト:あか牛と熊本県産トマトをベースとした辛さが特徴のスープを使った使い切りのストレート鍋パック
熊本の食材を使った新しい商品を考案した点が高く評価されました!
農学部食生命科学科では、2年次生以降、さらに食品加工基礎実習や食品加工実習を通じて、衛生管理と加工技術の重要性を学ぶことで実践的なスキルを深めるとともに、柔軟な発想を持つ人材の育成を行っていきます。