農学部では11月22日に、熊本県くらしの安全推進課より「熊本県食品表示ウォッチャー」の担当である佐々大地朗様をお迎えし、農学部食生命科学科の授業科目「食の科学」の中で、主に受講者を対象に「熊本県食品表示ウォッチャー講習会」を開催しました。
「熊本県食品表示ウォッチャー」は、熊本県くらしの安全推進課が熊本県内在住の消費者を対象に適正な食品表示に関する正しい知識を普及させるために行っている活動です。販売店での適正な食品表示を確保するため、「熊本県食品表示ウォッチャー」としてボランティア協力を依頼するものです。
食品表示には食品表示法に基づく多くの情報が記載されており、受講生たちはこの講習を通じて、商品の名称、原材料、アレルギー情報など、正しいラベル表示についての知識を身につけました。講習会終了後、受講生たちからは「特にアレルギーや原産地表示の仕方など、消費者と製造者の両方の立場からの食品表示の重要性が理解できました」「食の安全、安心を理解するうえで、ラベル表示をしっかりと見るよう心がけたい」「食品表示についての知識を身につけて、食品表示ウォッチャーとして登録したい」といった感想が寄せられました。
農学部では、「食」とそれにかかわる「生命」「環境」「社会」をキーワードに、未来を担う人材を育成しています。今後も引き続き、「食」を通じた教育研究プログラムとともに、地域社会とも共感しあえる官学連携を推進し、食と科学のさらなる発展に寄与していきます。
参照:熊本県 くらしの安全推進課(食品表示ウォッチャーを募集します!2023.10.3更新)