Maejo University(メジョー大学)からの交換研究者による研究成果発表会を開催しました

農学部および農学研究科では、12月5日にMaejo University(メジョー大学)からの交換教員であるDr. Pairote Wongputtisin(パイローテ?ウォングプティスィン博士)による研究成果発表会を開催しました。

これは、本学とMaejo Universityの協定校交換留学プログラムの一環として実施されたものです。
研究成果発表を行ったDr. Pairote Wongputtisin(パイローテ?ウォングプティスィン博士)は、約1ヶ月間の研究留学をしており、当日は対面とウェブ配信のハイブリッド形式で実施され、学生と教職員約25名が参加しました。
発表はセミナー形式で行われ、以下の内容が発表されました。

?「アスパラガスの未利用部位抽出物のin vitroでの機能性」(In vitro functionality of asparagus waste extracts)
Dr. Pairote Wongputtisin(パイローテ?ウォングプティスィン博士)
Division of Biotechnology, Faculty of Science, Maejo University, Chiang Mai Campus, Thailand(メジョー大学 チェンマイキャンパス 理学部 生物工学科)
農学部食生命科学科(旧バイオサイエンス学科)の食品機能科学研究室(安田伸教授)において、農産物の未利用部位となるアスパラガスの茎と葉の部位、ならびにピーナッツ種皮より抽出物を調製し、抗酸化活性や総フェノール含量などの測定を行い、食品科学の研究に従事しました。

受入教員による司会進行のもとで、研究内容や研究背景等についての質疑応答が英語で行われました。発表終了後には、大学院農学研究科長の小野政輝教授から研究留学の修了証書が手渡されました。

また、本成果発表会は農学研究科および農学部における研究や研究指導の向上を目的としたFD研修や教育?研究の支援を含むSD研修の一環としても実施されました。そのため、大学院FD担当の樫村敦准教授の進行のもと、研究留学に際しての準備状況や、留学中の本学内での研究教育活動状況について、情報交換が行われました。