熊本キャンパスの柔道部女子が6月22、23日に、東京都?日本武道館で開催された全日本学生柔道優勝大会に出場。女子二部(3人制)で準優勝しました。
2022年度に3位、23年度に初優勝を果たした同部は、昨年度と同様、入江桃子選手(文理融合学部3年次生)、鎌田晶妃選手(同)、増田美羽選手(同)の布陣で臨みました。初戦となった宝塚医療大学との2回戦を2―1で勝利し、準々決勝では名城大学と対戦。先鋒として一本勝ちした増田選手が、1-1で迎えた代表戦もゴールデンスコア方式の延長戦の末に制しました。増田選手は、「大会が始まる1週間ぐらい前から、自分でも不思議なほど調子が上がってきて、早く試合がしたいという気持ちでいっぱいでした。代表戦も“絶対に勝てる”という自信がありました」と振り返ります。準決勝では東日本国際大学と対戦し、先鋒戦を引き分けましたが、中堅?鎌田選手が一本、大将?入江選手が技ありを奪取しました。しかし、昨年度と同じ顔合わせとなった広島大学との決勝は0―3で惜しくも敗れ、準優勝となりました。
鍋倉義盛監督(bet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户職員)は、「どの試合も常に危ないシーンがありましたが、チーム力で勝利をもぎ取ってくれました。スタミナやメンタルといった課題を克服して、安定感のあるチームをつくっていきたい」と先を見据えます。優秀選手に選ばれた鎌田選手は、「昨年度の優勝チームとして追われる側の大変さを感じた1年でした。優秀選手に選ばれるほどの活躍はできていないので、もっと練習してリベンジしたい」とコメント。入江選手は、「前半の試合は勝てなかったのですが、チームメイトが“大丈夫”と声をかけてくれて、私が負けた分も取り返してくれました。2人の活躍に刺激を受けて、準決勝は技ありが取れてよかった」と振り返りました。
また、熊本キャンパスの柔道部男子は同大会の体重無差別で争う男子7人制の団体戦に出場。初戦で国際武道大学と対戦し、中堅の宮原麗心選手(同)が一本、副将の中川泰成選手(同)が技ありで勝利しましたが、2―5で敗れ初戦突破はなりませんでした。鍋倉監督は、「敗れはしましたが、練習でやってきたことは発揮できていました。2本柱がポイントをもぎ取ったことは、今後につながる」と話していました。なお、男子7人制は湘南キャンパスの男子柔道部が、女子1部(5人制)は湘南キャンパス女子柔道部が優勝しています。