静岡キャンパスで活動するチャレンジプロジェクト「海中美化プロジェクト」が6月1日に、山梨県?本栖湖で行われた「本栖湖クリーンアップ2024」(主催=本栖湖クリーンアップ実行委員会)に参加しました。富士五湖の一つである本栖湖の水中、周辺陸地を年に一度清掃するイベントで、地元企業や県内外のダイバーが多く参加しています。本プロジェクトではこれまで海での清掃活動に取り組んできましたが、陸地での清掃活動にも興味を持っていたことから本企画に挑戦。日ごろ共に活動しているダイビングショップの方と参加しました。
当日は14名のメンバーが陸地と水中の2グループに分かれ、一般参加者と共に清掃に取り組みました。陸地では瓶やガラス、缶の蓋、スプーンなどを回収。水中ではプラスチック製品をはじめ、シュノーケルマスク、ドローンなどさまざまなごみを拾い集めました。メンバーの渡邉沙紀さん(海洋学部2年次生)は、「普段清掃活動を行っている三保は釣り人が多く海中にルアーや釣り針などのごみが多く見つかりますが、本栖湖はウォータースポーツや観光で訪れる人が多く、シュノーケルマスクやドローンなどこれまで見たことのないごみがあり驚きました。イベントに参加されたガイドの方の、“小さい子どもがこのイベントに参加することでごみのポイ捨てがよくないことであると学んでくれるはず。このイベントを始めてからはごみが年々減少している”という話が印象に残り、私たちの活動意義をあらためて実感しました。今後も清掃活動に尽力し、海ごみの現状を多くの人に伝え、環境保全につなげたい」と語っています。