熊本キャンパスで活動するチャレンジプロジェクト「先端技術コミュニティACOT」が8月22日に、小中学生を対象とした活動体験会を開催しました。熊本県内の合同会社ハッピーライトから依頼を受けて昨年度に続いて実施したもので、同社が運営する放課後等デイサービスに通う小学1年生から中学3年生までの子どもたちと引率職員合わせて約70名が本キャンパスを訪れました。
当日は、プロジェクトメンバーが4つのブースを運営。学生たちが制作した的当てゲームを体験できるプログラミングブースでは、実際にプログラムを打ち込むコーナーも設けました。子どもたちの動きに合わせて画面の中のCGキャラクターが動くモーションキャプチャーブースや、ドローン操縦とドローンに関するクイズのブースも人気を博しました。また、工作キットを使った電子回路工作実験のブースでは、紙にペンで書いた回路が通電してLEDライトが光る実験を行い、大人数で手をつないで両端の人が回路に触ってもライトがつく様子に、子どもたちは驚きの表情を見せていました。
プロジェクトリーダーの喜田川将矢さん(文理融合学部3年次生)は、「普段は消極的な子も、このイベントには積極的に参加したいと言ってくれたと職員の方から聞き、開催してよかったと感じました。ゲームのプログラミングを組むなど準備は大変でしたが、子どもたちと話すのも教えるのも楽しく、何より笑顔を見られてうれしかった。今後も地域の科学イベントや小学校での出前授業などを控えているので、科学の面白さを伝えていきたい」と話していました。