静岡キャンパスで北海道根室産「さんま祭り」を開催しました

静岡キャンパス1号館前広場で11月22日に、北海道根室産の新鮮なサンマを炭火で焼いて販売する「さんま祭り」を開催しました。根室市と本学海洋学部は2010年に相互協力協定を締結。水産加工品の開発や地域水産資源の研究などを実施してきました。一昨年には、本キャンパスに新しく人文学部が設置されたことなどを受け、より幅広い分野での連携?協力を図るため、静岡キャンパスとの協定に拡充しています。今回の「さんま祭り」も同協定に基づいて実施したものです。

当日は、根室から直送されたサンマ800尾を根室市職員が炭火で焼き、本学学生や近隣住民の皆さんに一尾200円、二尾300円で販売。販売開始前から行列ができるなど多くの方が来場しました。学生らは焼き立てのサンマを手に食事会場として開放された4号館前の広場や、学生食堂に向かい、秋の味覚を楽しみました。また、サンマやホタテの水産加工品など根室市が誇る特産品も販売。今年の夏に「フィールドワーク演習」で同市を訪れた人文学部生がブースをサポートし、こちらも好評を博しました。学生たちは、「魚は見るのも食べるのも大好きです。キャンパス内で焼き立てのサンマが食べられてうれしい」「毎年このイベントを楽しみにしています」と笑顔で話し、地域住民からは、「回覧板でイベントを知りました。とても安い値段でサンマを食べられて満足です」といった声が聞かれました。

根室市水産経済部水産振興課の西田悟課長は、「14年連続サンマの水揚げ量日本一を誇る根室市花咲港から直送でお届けしました。今年のサンマは漁獲量も多く、例年より大振りで脂も乗っています。本市職員によるこだわりの炭火焼きで皆さんに楽しんでいただけて大変うれしく感じています」と話していました。