異国の料理を通じた国際交流を行いました

留学生と話すこと以外に、食したことのない異国の料理を味わうことは、その国の文化を知る一つのきっかけになります。
そこで5月25日、中国やマレーシアからの留学生が自国の郷土料理をつくり紹介する、国際交流を行いました。

第2回目となる今回は、阿蘇くまもと臨空キャンパスのオープンキッチンで実施し、農学部と文理融合学部の学生ら16名と教職員5名が参加。
農学科2年次の朱楊中源さんが中心となって火鍋や生春巻き、ラム肉の炊き込みご飯、スープ、ココナッツミルクとフルーツのデザートをつくり、生春巻きには、農学部が実習の中で製造しているボロニアソーセージを巻きました。完成後は、朱楊さんに料理の紹介と食べ方の説明をしてもらいました。
動物科学科3年次の多々野桜子さんは「知らない料理について教えてもらいとても面白かったです。実際に食べてみるとスパイスが効いていたり、レモンやパクチーの爽やかなものであったりといろいろな料理を味わうことができました。今回の交流で、中華料理の食材や中国語について多くの学びがありました。中国食文化に関心はありましたが、本格的なものを食べたことはなかったのでとても貴重な体験になりました。また、私自身が日本文化について知らないことが多いと気づくきっかけにもなりました。これからは中国文化だけでなく、日本文化も学び、多くの人と交流し学びを深めたいと感じました」と話しました。

文理融合学部地域社会学科のロドリゲス八木美樹准教授は「今回の開催は第2回目ですが、皆で準備し、作り、食べ、片付け、このプロセス全てに国際交流、他学科との交流があり、とても楽しい時間でした。『食』には人々をつなげ、交流を深めさせる力があると感じました」と話しました。